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入管法改正案“賛成多数”衆院法務委で可決

2018年11月27日 19:04
入管法改正案“賛成多数”衆院法務委で可決

出入国管理法改正案をめぐり、衆議院は最大の山場を迎えている。法案は、衆議院の法務委員会で午後5時30分過ぎに、野党側が猛反発する中、与党などの賛成多数で可決された。

与党側は、山下法相の不信任決議案を衆議院本会議で否決した上で、委員会採決に踏み切り、可決した。与党側は、27日中に入管法改正案を本会議で採決する考え。

ある政府関係者が「28日に参議院で審議入りできれば、会期延長の必要はない」と語るなど、政府・与党は、29日からアルゼンチンで行われるG20サミットなどに向けて出発する安倍首相の日程をにらみつつ、来月10日に迫った会期内の成立を期すため、28日、参議院での審議を始める方針。

しかし、政策を大きく転換する法案にもかかわらず、法務委員会での審議は17時間程度で、自民党内にも「あの法案をこの程度の審議で通してしまっていいのか」との声が出ている。

こうした中、法案は27日夜、与党などの賛成多数で衆議院を通過する見通し。