岸田首相、アフリカ諸国歴訪に出発「グローバルサウス」との連携強化に意欲示す
岸田首相は、G7広島サミットを前に「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国との連携強化を図るため、アフリカ4か国訪問に出発しました。
岸田首相は、ことしのG7議長国として、広島サミットを前に「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国のエジプト、ガーナ、ケニア、モザンビークを訪問し、シンガポールにも立ち寄ります。
出発に先立ち、岸田首相はアフリカ諸国との連携に強い意欲を示しました。
岸田首相
「アフリカの主要国の首脳との間において、ウクライナ情勢、あるいは国際的な課題について意見交換を行い、そして連携を確認したい。その結果を来月行われますG7広島サミットにつなげることでサミットの議論の充実にもつなげていきたい」
アフリカには、ロシアと関係が深い国が多いほか、中国もインフラ投資を通じて影響力を拡大させています。
岸田首相は、今回の訪問を通じて「グローバルサウス」との連携を確認し、ロシアや中国に対抗していきたい考えです。