広島サミット好機に 岸田首相夫人が日本文化発信へ…茶道“広報動画”撮影に
G7広島サミットを好機ととらえ、日本文化を国内外に発信しようと、岸田首相の妻・裕子夫人が広島の伝統である茶道の上田宗箇流で広報動画の撮影に臨みました。
広島市西区の「上田流和風堂」を訪れた岸田首相の妻・裕子夫人。首相官邸などがG7広島サミットを好機ととらえ、日本文化や芸術などの魅力を国の内外に発信するための広報動画の撮影が行われました。
広島で400年の歴史を持つ「上田宗箇流」の16代家元・上田宗冏さんがもてなし、裕子夫人が味わう様子などを撮影しました。
裕子夫人はこれまで2016年のG7外相会合や、アメリカのバイデン大統領夫妻にもお点前を披露するなど茶道を通して国際交流を深めています。
岸田裕子夫人
「G7サミットでは、海外から多くの関係者やマスコミが来ると思うが、日本の文化、芸術、伝統工芸、茶道などを通じて、日本の美しさ、そして日本の心を感じ取っていただければと思う」
16代家元・上田宗冏さん
「城下町広島の武家文化をちゃんと紹介したい。みんなで一人ひとりができることをそれぞれの分野でやっていって、いいサミットになれば」
動画はサミット開催前に、首相官邸のYouTubeチャンネルなどで公開されます。