立憲民主党 内閣不信任案を提出へ
立憲民主党が内閣不信任案を提出する方針を固めたことが分かった。週明けに他の野党と最終調整に入る。
野党側は、金融庁のワーキンググループの報告書を受け取らないとした麻生財務相の判断を、「憲政史上例のない前代未聞の暴挙」などと批判し、麻生大臣に対する不信任決議案を提出していたが、21日、衆議院本会議で与党などの反対多数で否決された。
こうしたなか野党側は、安倍首相に対する問責決議案を参議院に提出した。来週採決される予定。
立憲民主党・蓮舫参院幹事長「安倍総理は、いつどこにおいても不誠実ですので、その蓄積の集大成が問責(決議案)という形だと思います」
さらに、立憲民主党が内閣不信任案を衆議院に提出する方針を固めたことが21日夜に分かった。
立憲民主党は、内閣不信任案を出せば、衆議院解散を誘発しかねないとこれまで慎重姿勢だったが、「解散の可能性が低くなった」と判断し、提出に踏み切る形。
週明け24日に野党幹事長会談で最終調整を行い、25日までに提出する方針。