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米イラン緊迫“緊張緩和へ外交努力を”政府

2020年1月8日 17:30
米イラン緊迫“緊張緩和へ外交努力を”政府

アメリカ政府はイラクにあるアメリカ軍が駐留する基地に10発以上の弾道ミサイルが撃ち込まれたと発表した。日本政府の反応。

日本政府としてはトランプ大統領が日本時間8日夜、どんな声明を発表するのかなど情勢を注視しながら、緊張緩和のための外交努力を続けていくことになる。

菅官房長官「日本政府として、全ての関係者に緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求めます」

ある外務省幹部はイランによる報復攻撃が米軍基地だけを狙ったもので、民間人への攻撃はなかったことなどから「すぐに戦争になるような状況ではない」との見方を示した。

ただ政府は引き続き、イランとアメリカ、中東地域の動向について情報収集を行っている。

また、政府関係者によると安倍首相は今月11日からサウジアラビアなど中東3か国を訪問する予定だったが延期する方向で検討している。各国との最終調整を経て確定することになる。

一方、予定されている自衛隊の中東派遣については現時点で方針に変更はないという。