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参院代表質問「解散」首相の認識問う

2020年1月24日 15:37
参院代表質問「解散」首相の認識問う

日本維新の会の片山共同代表は憲法改正の議論を前に進めるために衆議院の解散・総選挙に踏み切る考えはあるのか、安倍首相の認識をただした。

安倍首相は与野党の枠を超えて活発な議論が行われることを期待するとした上で、改めて国民の信を問うべき時には解散・総選挙を断行することにちゅうちょはないと強調した。

日本維新の会・片山共同代表「現状の硬直した事態を打開するためには、最終的には国民の本心を聞いてみる選択肢(しか)残されていないのではないかと考えます。自民党総裁としての総理のご所見をおうかがいしたい」

安倍首相「現時点では解散は頭の片隅にもありませんが、今後も政治を前に進めていく上で、信を問うべき時が来たと考えれば、解散・総選挙を断行することにちゅうちょはありません」

一方、共産党の山下議員は桜を見る会の問題をめぐり、内閣府の資料によると2018年に「総理等」による招待者数が最も多くなっていると指摘した上で、同じ年に行われた自民党総裁選挙に向けて自民党の地方議員を多数招待したからではないかとただした。

これに対し安倍首相は「与党にも推薦依頼をしているが自民党内の推薦の経緯は政府として掌握していない」と述べた。