防衛省、横浜に大型フェリーはくおう派遣へ
「新型コロナウイルス」への感染が確認された香港の男性が一時、乗っていたクルーズ船で、6日、新たに10人の感染が確認された。こうした中、防衛省はクルーズ船の後方支援の拠点とするため、現地に大型フェリー「はくおう」を派遣する。
防衛省はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員の支援活動の拠点にすることを念頭に、民間からチャーターしているフェリー「はくおう」を横浜に派遣する。現時点で自衛隊はクルーズ船内での活動に直接あたるのではなく、後方支援の拠点とすることを想定しているという。
一方、日本政府は、中国・武漢市からチャーター機で帰国し、政府の施設やホテルに滞在している日本人に求めている滞在期間を、10日から12.5日に再び延長する方針。WHO(=世界保健機関)が潜伏期間の数値を再び更新したことに伴う措置だということで、第1便で帰国した人たちが帰宅できるのは、早ければ来週11日となる見通し。