小泉環境相、萩生田文科相らの欠席を追及
野党側は、小泉環境相が16日に行われた政府の新型コロナウイルス対策本部の会合を欠席し、地元後援会の新年会に出席していたことは不適切だと追及した。
18日の質疑では野党の指摘に対し自ら説明することを避けた小泉環境相だが、批判の高まりを受け、新年会への出席を認め「反省している」と述べた。
小泉環境相「私の地元、横須賀の後援会の会合への出席をしておりました。(対策本部の会合は)八木大臣政務官に代理出席をお願いをしたところであります。危機管理上のルールにのっとった対応ではありますが、地元の会合は問題であると、そういったご指摘については真摯(しんし)に受けとめて反省をしております」
立憲民主党・本多平直議員「新年会でよろしいんですか、お酒も出てますけれども、そういう会ということでよろしいですか」
小泉環境相「本多先生の言う通りです」
本多議員「きちんとこの場合は事実を自分の口で述べてください。どういう会合ですか」
小泉環境相「新年会でありまして、その場にお酒も出ておりました」
本多議員は、また、同じ会議を欠席し、地元の書道展に出席した森法相に対し、「入管行政を担当しているのに書道展を優先したのか」と追及した。森法相は「ご指摘を真摯(しんし)に受けとめて反省している」と述べた。
さらに、萩生田文部科学相も地元の消防団長の叙勲祝賀会のため、同じ対策本部の会合を欠席したことが明らかになった。危機管理上のルールにのっとり副大臣が代理出席したという。
萩生田文科相は「政務と公務のどちらが大事だという、ご指摘は真摯に受けとめたい」と述べた。