今年のノーベル化学賞を受賞する吉野彰さんが環境省を訪れ、小泉環境相と面会し、技術革新と環境問題について語った。

小泉環境相「おめでとうございます」

吉野さん「ありがとうございます」

吉野さんが開発したリチウムイオン電池は、電気自動車などにも搭載できることから、地球温暖化への対策として期待されている。小泉環境相と吉野さんは、これまで相いれないとされてきた地球環境問題と経済性、利便性の共存などについて話したという。

また、吉野さんは来月予定されているノーベル賞の受賞講演では、「地球環境問題に対しての考え方についてメッセージを送りたい」と話した。

今年のノーベル賞の授賞式は、スウェーデンのストックホルムで来月１０日に行われる予定。