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政府の緊急事態宣言「遅すぎた」81%

2020年4月13日 23:04
政府の緊急事態宣言「遅すぎた」81%

NNNと読売新聞がこの11日、12日に行った世論調査で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が緊急事態宣言を出したタイミングについて「遅すぎた」と答えた人は8割を超えました。

世論調査で、政府が緊急事態宣言を出したことについては、「評価する」が83%、「評価しない」が14%でした。一方で、出したタイミングについては「遅すぎた」が81%、「適切だった」が15%でした。

また、日本の緊急事態宣言は外出を禁止する強制力はなく、外出の自粛を要請することが柱となっている中で、自粛の要請で十分か、たずねたところ、「不十分だ」が59%、「十分だ」が33%でした。

東京都がパチンコ店や映画館、スポーツクラブなどに休業を要請し、協力した中小規模の事業者には協力金を支払うと決めたことについては、「評価する」が82%でした。

政府が、収入が減少し、一定の基準以下となった世帯に現金30万円を給付する方針であることについては「不十分だ」が58%、「適切だ」が26%でした。

政府がすべての世帯に布製のマスクを2枚ずつ配布すると決めたことは「評価しない」が73%でした。

安倍内閣を「支持する」と答えた人は前の月より6ポイント低い、42%、「支持しない」は7ポイント高い47%で、逆転しました。