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直ちに“緊急事態”発出状況でない~菅長官

2020年7月2日 21:54
直ちに“緊急事態”発出状況でない~菅長官

東京都で107人の感染が確認されたことをうけ、菅官房長官はこれまでと同様、「直ちに再び緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない」との認識を示しました。

菅官房長官「直ちに再び緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えておりませんが、いずれにしろ警戒感を持って、感染状況を注視しつつ東京都と緊密に連携して対応してまいりたい」

菅官房長官は会見で、2日の感染者の内訳などは「確認中だ」としたうえで、このように述べました。

都内の感染状況については、全国的にみて「突出している」としたものの、重症患者の数は減少しており、医療提供態勢は「問題なく整っている」と強調しました。そのうえで、政府の対策本部の会合の開催は「考えていない」と述べました。

総理官邸では、安倍総理と関係閣僚らが集まり、東京都の報告をふまえて感染状況を分析しました。

安倍総理はその後、日本医師会の中川新会長と会談し、夜の歓楽街や繁華街での感染対策が重要だとの認識で一致しました。