安倍派会合 昭恵夫人「やりたかったことを引き継いで」 名称を継続、役員体制も維持
自民党・最大派閥の安倍派の会合に亡くなった安倍元総理大臣の妻・昭恵夫人が出席し「安倍元総理のやりたかったことを引き継いでほしい」と述べました。
安倍元総理が亡くなってから初めて開かれた総会では、安倍元総理の遺影が掲げられ昭恵夫人は涙ぐみながら、告別式などについての感謝の気持ちを伝えたということです。
安倍派・塩谷立会長代理「今まさに昭恵夫人からお話がございましたように、安倍元総理が清和会の会長として、やりたいことがたくさん、それをぜひ引き継いでほしいというお言葉もありました」
また、昭恵夫人は、派閥幹部に対して安倍元総理の死去に伴い行われる衆議院山口4区の補欠選挙に自らが立候補する考えはないことを伝え「後継を決める中でいろいろとお世話になると思う」と述べたということです。
21日の総会では派閥の会長は空席のまま「安倍派」の名称を継続し、現在の役員の体制を維持することを正式に決定しました。
今後の体制については安倍元総理の国葬が終わったあと、改めて検討する方針です。