SHELLYさん「同意のない性行為は暴力」 刑法改正案審議の衆院法務委に参考人として出席
性犯罪の規定を見直す刑法改正案が審議されている衆議院法務委員会に、参考人として性教育などに関する発信を続けているタレントのSHELLYさんが出席し、「同意のない性行為は暴力」だと訴えました。
刑法の改正案は、性犯罪の実態に合わせ成立要件を具体化することが柱です。「暴行・脅迫」や「アルコール・薬物の影響」などで、被害者が「同意しない意思表示」をすることが難しい状態での性行為を処罰の対象としています。「強制性交罪」の名称も「不同意性交罪」に変更されます。
参考人・SHELLYさん「性的同意と言えば『No means No』。みなさん聞いたことあると思います。嫌と言ったらそこまで。ここまでにしようってどっちかが言えばストップ、そこまで。それ以上したら性暴行です。この理解を本当にとにかく早く進めたいと思っています」
SHELLYさんはまた、「ノーと言えない関係性がある。積極的な同意のみが同意というのが今、世界的な理解になっている」と訴えました。