近距離で撮影初…陸自大砲、カメラ前に着弾
地響きとともに炸裂する大砲。その着弾の衝撃をカメラが間近でとらえました。
14日、陸上自衛隊で最も多く配備された大砲・FH70の発射が公開されました。
通常は背後から撮影するのですが…。14日は、目標から200メートルの近距離で着弾の撮影が初めて許されました。
3500メートルの距離を飛んできた重さ45キロの砲弾は、100分の1秒単位で破裂のタイミングが調整され、空中で広範囲に破裂させることもできます。
さらに、目標から50メートルに設置した無人カメラには、飛び散る破片や土が。破壊力の強さを物語ります。
自衛隊は、主力の大砲であるこのFH70を、今後は自走可能で目標設定が一部自動化された最新鋭の装備に切り替えていく方針です。