参院政倫審で閉会中審査 旧安倍派・赤池議員“キックバックがあることはわかっていた”
自民党の派閥のいわゆる裏金事件をめぐり、参議院政治倫理審査会で閉会中審査が行われ、旧安倍派の赤池議員は、キックバックがあることはわかっていたと証言しました。
自民党・佐藤正久議員「いつ誰から、どういう形で超過分を納めなくていいというふうに議員は認識、あるいは聞かれたのか、お聞かせください」
自民党・赤池誠章議員「還付(キックバック)という仕組みそのものは、私自身もそういうものがあるんだろうなっていうことは、いつ誰が、どういう形でっていうことは覚えておりませんが、そういうものがあるんだろうなってことはわかっておりました」
25日は旧安倍派の議員4人の審査が行われ、赤池議員はキックバックについて「慣習として継続していた」と述べました。
また、参議院選挙の年にはパーティー券の売り上げ全額がキックバックされていたことを認め、「(派閥に)納めなくてよいと言われ驚いた記憶がある」と説明しました。
自民党は残る18人の参議院議員の審査についても、1月下旬の通常国会召集までに行いたい考えです。