岸田総理、G7首脳らと電話会議 ウクライナ支援で一致
岸田総理大臣は日本時間の1日未明、ウクライナ情勢をめぐりアメリカのバイデン大統領らと電話による首脳会議を行いました。会議では、ロシアによる侵略を厳しく非難すると共に、ウクライナを支援していくことで一致しました。
会議には岸田総理やアメリカのバイデン大統領のほか、イギリスやドイツなどのG7や、ポーランド、NATOの首脳らが参加しました。
会議では、ロシアによる侵略について「国際法の深刻な違反だ」として厳しく非難すると共に、国際社会が一致して強力な制裁措置をとっていく必要があることを確認しました。
さらに、ウクライナに対する支援や避難民の支援について協力していくことで一致しました。
会議で岸田総理は、「核による威嚇も使用もあってはならない」「ロシアによる侵略は国際秩序全体を揺るがすものであり、力による現状変更を試みることへのコストを明確に示していく必要がある」「国際社会の全てのメンバーがロシアの行為に対し毅然(きぜん)として対応することが重要だ」と指摘しました。