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東京・大阪で大規模接種 スムーズに進む

2021年5月24日 13:47
東京・大阪で大規模接種 スムーズに進む

自衛隊などが運営する大規模接種センターでの新型コロナワクチン接種が、24日朝、東京と大阪で始まりました。

午前中は、多くの高齢者の方が訪れました。これまでに2000人あまりが接種したとみられますが、目立ったトラブルもなく順調に接種が行われています。

東京・大手町の会場には、朝6時半頃から、ネットで予約した高齢者が次々と訪れ、午前8時からは実際の接種が始まりました。24日は、東京でおよそ5000人、大阪では2500人が予約しています。

来週から始まる能力いっぱいの1日あたり、東京1万人、大阪5000人の半分の人数ということもあって、比較的にスムーズに進んでいる印象です。

接種を受けた人は――
「全体の移動とか動きが、極めてスムーズで驚きましたね」
「8時の接種の予定だったんですけど、全部、待機まで含めて8時26分に終わりましたから、スムーズだったと思います」

また、会場を運営する自衛隊員も「きょうのペースなら、来週以降、接種数が倍になっても問題ないだろう」と話しています。

東京の会場での接種は、8月下旬までの3か月間の予定で、政府としては、こうした大規模会場での接種を進めることで、目標に掲げる7月末までの高齢者接種完了に近づけたい考えです。