東京と大阪に国が設置する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、東京では５月２４日から、土日祝日を含む朝８時から夜８時まで休みなく実施することなどが明らかになりました。

接種センターを運営する防衛省で３０日夜に行われた対策本部では、東京・大手町のセンターについて５月２４日に開設し、３か月間、土日祝日を含む朝８時から夜８時まで接種することが決まりました。

接種対象者は東京都と神奈川・千葉・埼玉の３県に住む６５歳以上の人と、基礎疾患を持つ人、介護施設の従事者などで、１都３県に住民票がなくても幅広く接種対象とする方針です。接種予約の方法は通信アプリ「ＬＩＮＥ」を中心とし、電話での受け付けも検討しています。

また大阪のセンターについては５月１日に職員を派遣して、大阪市内の複数の候補地を調査した上で１か所に決める方針です。接種の対象者は大阪府の住民に限定せず、どこまで範囲を広げるか検討中だということです。