菅総理“9月中旬に衆議院解散”も検討
菅総理大臣が、9月中旬に衆議院を解散することも検討していることがわかりました。
菅総理は、来週前半にも自民党役員人事と内閣改造を行うことを検討していて、二階幹事長の交代も検討しています。
複数の菅総理周辺によりますと、菅総理はこうした人事を行い、政権の浮揚を図ったうえで、9月中旬に臨時国会を召集し、冒頭で衆議院を解散することも検討していることがわかりました。
9月29日に予定されている自民党総裁選は、衆院選後に先送りすることも検討しているということです。
総理の周辺によると菅総理は31日夜、二階幹事長と会談し、こうした案を検討しましたが、結論は出なかったということです。
ただ、自民党内からは「これでは無理心中解散だ」と反対や批判の声が相次いでいて、菅総理への反発が高まる可能性も出てきています。