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河野氏 総裁選への準備“業務に影響ない”

2021年9月8日 21:09
河野氏 総裁選への準備“業務に影響ない”

自民党総裁選挙へ立候補の意向を固めている河野ワクチン担当大臣は、会見を開き、総裁選への準備とワクチン担当大臣としての業務は、同時並行で進められるとの認識を示しました。

河野大臣は、総裁選への立候補が「特に業務に影響が出るとは思っていない」と述べ、ワクチン担当大臣としての業務を、総裁選の期間中も継続する方針であることを強調しました。

また、河野大臣は、これまで「脱原発」を掲げてきましたが、会見では「いずれ原子力もなくなっていくんだろうと思います。ただ別に明日、来年やめろというつもりはありません」と述べ、早急に脱原発を進める考えはないと説明しました。

さらに、河野大臣は過去に女系天皇の容認も含めた議論が必要との認識を示していて、党内の保守系議員からは懸念の声が上がっていました。

これについて、河野大臣は政府の有識者会議が、検討を進めている「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持できる案」と、「旧皇族の男系男子を養子として迎える案」について、「非常に現実的な良い方向性を示してくれていると思うので、この結果を尊重していくということに全く異論はない」と述べました。