×

中国を念頭に「南西地域の防衛体制強化」中谷防衛相が石垣駐屯地視察

2025年1月21日 19:51
中国を念頭に「南西地域の防衛体制強化」中谷防衛相が石垣駐屯地視察

中谷防衛相は21日、陸上自衛隊の沖縄県・石垣駐屯地を視察し、中国を念頭に南西地域の防衛体制の強化を強調しました。

政府は、軍事活動を活発化させる中国を念頭に、南西地域への陸上自衛隊の部隊配備を進めています。

中谷大臣が視察した石垣駐屯地は2023年3月に開設され、与那国島、宮古島に続き沖縄県の離島では3つめとなる南西地域で最も新しい陸自の駐屯地です。

中谷大臣は、およそ400人の隊員の前で訓示し、「南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題」として、体制の強化を強調しました。

中谷防衛相
「今後も15旅団の師団化など南西地域の防衛体制の強化を進めていきます。こうした取り組みは力による一方的な現状変更を許容しないという我が国の意思を示すものであります」

石垣駐屯地には、ミサイル部隊などが配備されていますが、2026年度には敵側の通信やレーダーを妨害する電子戦部隊も配備され、さらなる強化がはかられます。

最終更新日:2025年1月21日 19:51