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渡辺恒雄氏「お別れの会」長嶋茂雄さん、王貞治さんら献花…政界やスポーツ界などの関係者が別れ惜しむ

2025年2月26日 1:57
渡辺恒雄氏「お別れの会」長嶋茂雄さん、王貞治さんら献花…政界やスポーツ界などの関係者が別れ惜しむ

98歳で亡くなった読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆の「お別れの会」が開かれ、政界や、スポーツ界などの関係者が別れを惜しみました。

白い花を手向け、頭を下げたソフトバンク球団会長の王貞治さん。石破茂首相や巨人の原辰徳前監督など、政財界やスポーツ界の多くの著名人が参列したのが、去年12月に98歳で亡くなった渡辺恒雄氏の「お別れの会」です。巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんも献花に訪れ、別れを惜しみました。

長年にわたり、各方面に影響力を持ち、プロ野球では巨人のオーナーを務めた渡辺氏。2004年の「プロ野球再編問題」の際には…

渡辺恒雄氏(当時78)
「これ以上俺を怒らせるな…。いいかげんにしろ!無礼だぞ!」

その言動が注目されることも多くありました。

政界では2007年に、自民党と当時の民主党の大連立構想を仲介したことで知られるほか、中曽根康弘元首相とは特に親しい仲でした。

中曽根康弘元首相(2005年)
「日本一の愛妻家ですから。私の知っている友人の中でも格段の愛妻家」

渡辺恒雄氏(当時78)
「中曽根さんだって愛妻家でしょ。中曽根さんも奥さんに相当勇気づけられて総理大臣にまでなった」

   ◇

「終生一記者」を貫いた渡辺氏。

石破茂首相(25日)
「(渡辺氏は)民主主義の発展のためには、健全な言論がなければならない。そういうジャーナリストとしての強い使命感を持っておられた」

岸田文雄前首相(25日)
「(去年8月の退陣表明直後に)ねぎらいの言葉をいただきました。スパッと気持ちよく辞めた、あんたらしい辞め際だという言葉をいただいたと記憶しています」

ソフトバンク球団会長 王貞治さん(25日)
「自分の人生を生き抜いた人、という感じがします。今になって、こうなってみると『ありがとうございました』という言葉しかないですね」

(2月25日放送『news zero』より)

最終更新日:2025年2月26日 1:57