岸田首相「成長も分配も」持続可能な経済
岸田首相は、11日午後2時からの会見で低迷している実質賃金をいつまでに上昇させるかと問われ、賃上げ税制や補助金など、政府として呼び水となる制度を作り、取り組みを進めてきたと強調しました。
その上で、「最低賃金1000円以上を目指すと明らかにしているが、こうした取り組み等を通じて継続したものにしないといけない」と述べました。
さらに「継続的な賃上げのためには原資が必要。経済の成長も並行して行わないと持続した持続可能な賃上げを実現することができない」「成長か分配かではなく成長も分配も、これが持続可能な経済をつくるためのポイントだ」と強調しました。