日本、ケニア首脳会談 ウクライナ情勢を協議、ロシアの侵攻非難を確認
岸田首相はインド洋に面した東アフリカのケニアでルト大統領と会談し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、さらに連携していくことを確認しました。
会談で、岸田首相は「自由で開かれたインド太平洋」を推進するため、インド洋に面するケニアの拠点、モンバサ港の開発支援など、引き続き協力していく考えを伝えました。
そのうえで、両首脳は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、緊密に連携していくことを確認しました。
岸田首相「ケニアは2016年に当時の安倍総理が、自由で開かれたインド太平洋=FOIP(フォイップ)を初めて提唱した国です。その発祥の地で本年3月に発表したFOIPの新プランを一層推進するべく、引き続き協力していくことを確認いたしました」
また、両首脳はウクライナ情勢についても協議し、ロシアのウクライナ侵攻を非難していくことを確認しました。
さらに、ロシアによる核の威嚇は断じて受け入れられず、核兵器の使用はあってはならないとの考えを共有しました。そのうえで、両国が法の支配を推進するため連携していくことで一致しました。