×

自民・安倍派幹部が会合 解散に向け議論

2024年1月26日 22:20
自民・安倍派幹部が会合 解散に向け議論
自民党の政治資金パーティーをめぐる事件を受け、解散を決めている安倍派は、幹部が会合を開き、解散に向けた手続きなどについて議論しました。

安倍派は26日、塩谷座長や松野前官房長官、高木前国対委員長ら「5人衆」と呼ばれる幹部らが集まりました。出席者によりますと、派閥の解散に向けた手続きなどについて議論をしたということで、政治資金収支報告書については来週にも訂正を届け出る方針だということです。

また、麻生派も所属議員が集まりました。会合では、存続を望む声がほとんどで、政策集団として活動していくことになります。しかし、岩屋元防衛大臣が「今は自民党が一枚岩になることが大事。全ての派閥は一度解散をして、 更地から新しい自民党を立て直すことが大事だ」として退会する意向を表明しました。

さらに茂木派では、26日付で退会をした小渕選対委員長に続き、青木一彦参院議員も「国民に派閥とカネという形で心配をかけている。1人の議員として派閥を脱ししっかりと整理していきたい」として退会を表明しました。

さらに関口参院議員会長ら参議院幹部3人が「党の執行部は派閥から退会しようと考えた」として茂木派退会を表明しました。茂木派では今後、退会の動きが広がるかが焦点です。