“1992年の秘話”明らかに 夕食会で倒れた米大統領「天国にいるような…」 外交文書公開
20日、外務省が公開したのは、「極秘」づくしの外交記録の文書です。その1つが、1992年1月にアメリカのブッシュ大統領(当時)が来日した際の出来事について。宮澤首相(当時)が主催した夕食会で、体調不良を訴えたブッシュ大統領が、突然、嘔吐(おうと)し、倒れたのです。
すぐに救急車が呼ばれ一時騒然となりましたが、5分ほどしてブッシュ大統領は立ち上がり「ちょっと皆さんの注意を引こうと思って」とジョークを飛ばしました。
しかし、20日に公開された文書にはブッシュ大統領の"ホンネ"が。
ブッシュ大統領
「気を失ったことは全然覚えていない。自分は神秘主義者ではないが、最後に記憶にあるのは、静かな天国にいるような心地であったことである」
また、吐いたことについては「よく覚えていない」ということです。