内閣改造一夜明け、岸田首相が意気込み「明日は今日よりも良くなると…」 新閣僚が各省庁に初登庁
第2次岸田再改造内閣が14日から、本格始動です。内閣改造から一夜明けて、岸田首相が意気込みを語りました。
周辺に「どんな戦いにも挑める布陣」と話しているという岸田首相。まずは物価高に対応するための経済対策にとりくみます。
岸田首相
「明日は今日よりも良くなると誰もが感じられるような国を目指して、経済、社会、そして外交・安全保障、三つの柱のもと政策を進めていきたいと思っています」
また、新閣僚も早速、各省庁に初登庁しています。加藤鮎子こども政策担当大臣は、職員の拍手で迎えられました。
さらに、外務省では、およそ20年ぶりの女性大臣に就任した上川外相が、林前外相との間で交代式を行いました。
上川陽子外相
「約20年ぶりの女性の外務大臣と伺っています。女性ならではの視点を外交政策にいかせというメッセージも込められているのではないかと思います」
一方、いわゆる統一教会への解散命令請求の判断について、複数の政府関係者によりますと、政府は来月にも東京地裁に請求する方針であることがわかりました。
ある政府関係者は、「あくまで法律に則り行うもので、日付ありきではない」とも述べています。この問題で岸田首相は、「しっかりとした結論を出すべく、最終の努力を進めていく」としています。