第二次岸田再改造内閣発足へ 岸田首相、新閣僚に仕事の内容などについて指示か
第二次岸田再改造内閣がまもなく発足します。過去最多タイとなる5人の女性を含む新閣僚が首相官邸に呼び込まれ、岸田首相から指示をだされたものとみられます。中継です。
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官邸では、岸田首相がそれぞれの閣僚に対して、仕事の内容などについて個別面談の形で指示をだしたものとみられます。
13日午後1時半前から、今回留任となった松野官房長官が新しい閣僚の布陣の読み上げを行いました。
閣僚19人のうち、初入閣が11人。中でも女性閣僚の起用は過去最多タイの5人で、外相の上川陽子議員やこども政策担当相の加藤鮎子議員なども官邸に入りました。
女性閣僚の起用について首相周辺は、「女性登用による刷新感」を重視したとする一方、野党議員からは、「女性の起用自体は評価するが、どんな仕事をするかを見極めることが大事だ」との声があがっています。
一方、これに先だち、午前中、自民党本部では役員人事が行われ、新役員が会見を行いました。
新しく起用された小渕選対委員長は、就任会見で2014年、政治とカネの問題をめぐって経済産業相を辞任したことについて、「心からおわび申し上げる」と謝罪しました。その上で、会見では涙を浮かべながら決意を語りました。
自民党・小渕選対委員長「あのとき起こったことは、政治家として私がこれから歩みを進めていく中で、心に反省をもち、決して忘れることない傷として、その歩みを進めて参りたい。私自身の今後の歩みを見ていただいて、今後もご判断いただきたい」
このあと、夕方には皇居で認証式が行われ、夜には第二次岸田再改造内閣が発足します。