女性閣僚5人は過去最多タイ、初入閣は11人に あす第2次岸田「再」改造内閣が発足へ
岸田総理大臣は、13日に行う内閣改造の顔ぶれを固めました。女性閣僚は現在の2人から5人に増え、過去最多タイとなります。
今回の内閣改造で、こども政策担当大臣に当選3回の加藤鮎子衆議院議員が内定しました。また、上川陽子元法務大臣を外務大臣に起用することも固まりました。さらに、地方創生担当大臣には初入閣の自見英子参議院議員、復興大臣には同じく初入閣の土屋品子衆議院議員の起用が固まりました。高市早苗経済安全保障担当大臣は留任し、女性閣僚は現在の2人から5人に増え、過去最多タイとなります。
このほか、松野博一官房長官、河野太郎デジタル大臣、西村康稔経済産業大臣の留任も決まりました。
また、厚生労働大臣に武見敬三参議院議員が起用されるなど、初入閣は11人となりました。
一方、自民党の役員人事では、麻生副総裁と茂木幹事長、萩生田政調会長が留任し、選対委員長には小渕優子氏の起用が固まりました。総務会長には、森山選対委員長が起用されます。
今回の人事について、岸田総理周辺は「骨格を維持しつつ、初入閣や女性閣僚を増やして刷新感を出した形だ」と話しています。
岸田総理大臣は13日、党役員人事を行ったあと、内閣改造を行い、夜には第2次岸田「再」改造内閣が発足します。