■2007年9月12日

安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎の悪化などにより、突然辞任を表明しました。

同年7月の参議院議員選挙で自民党は、連立を組む公明党とあわせても過半数を下回る惨敗を喫し、参議院で野党が多数となる「ねじれ国会」を生みました。また、参院選後に内閣改造を行って政権の立て直しをはかるも、閣僚の不祥事が相次ぎ、政権運営の見通しが立たなくなっていきました。さらに、8月下旬頃から体調が悪化しており、最終的に辞任にいたりました。

首相就任期間はわずか１年でしたが、2012年に再び首相の座に就いたあとは、歴代最長の7年8か月をつとめました。

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