政府、“統一教会”被害者支援の強化策を取りまとめ
政府は、世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会を巡る問題で関係閣僚会議を開き、被害者支援の強化策を取りまとめました。
具体的には「法テラス」など相談窓口の担当者に向けた研修で元信者や宗教2世に講師をしてもらうことで、被害者の心情の理解などを深めることに役立てる方針です。
また、声を上げづらい宗教2世のこどもや若者に対しては、スクールカウンセラーなどの配置を拡充して相談しやすい環境を整備することにしています。
さらに、ハローワークでの就職相談や住まいの確保など幅広い支援策の充実強化を図るということです。
会議の議長を務める林官房長官は「被害者の方々の相談を幅広く受け付けて、必要な支援の取り組みをしっかりと進めていただくようにお願いする」と関係閣僚に指示しました。