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国連総会で岸田総理「分断ではなく協調」主張 核軍縮議論に30億円拠出へ

2023年9月20日 12:02

アメリカ・ニューヨークの国連総会で岸田総理大臣は一般討論演説を行いました。演説のポイントはどこだったのでしょうか?

岸田総理が国連の場で打ち出したのは「分断ではなく協調」でした。ただ、このメッセージ自体は繰り返し出されてきたもので、ある政府関係者は「それだけ分断が深刻化している裏返しだ」と話しています。

岸田総理
「国連は、対立と分断ではなく困難に直面する人々に耳を傾けエンパワーし、『協調』して困難に立ち向かうべき場であるべきです。『協調のための国連』を実現しようではありませんか」

ウクライナ問題などをめぐり世界の分断が進む中演説で「協調」と繰り返した岸田総理。

実現する具体策として「核軍縮の流れを確実に進める」として、政府レベルだけでなく海外のシンクタンクなどでの議論を促すため、新たに「ジャパンチェア」と呼ぶ話し合いのプラットホームを設置し、およそ30億円を拠出する方針を表明しました。

国連総会にはアメリカのバイデン大統領やウクライナのゼレンスキー大統領も参加しています。

しかし、「協調」に一歩でも進めばとの期待とは逆に、例年参加している中国の外相は参加を見送るなど、ある政府関係者は「ロシア、中国は国連での協調に関心がない」と指摘しています。

また、別の外務省関係者は「国連は『分断』がむしろ際立つ舞台になるだろう」と話しています。

岸田総理が「協調」を打ち出すのであれば「分断」が「協調」に変わる一歩となる具体的な「岸田ビジョン」、日本だからこそ、という「岸田プラン」が求められています。