重点テーマは「女性」「観光」北九州市の新年度当初予算案 一般会計は6435億円で過去最大
北九州市は過去最大となる新年度の当初予算案を発表しました。女性が自分らしく輝ける街を目指します。
北九州市の武内市長は13日の会見で、新年度予算案を発表しました。重点テーマの一つに「女性」を掲げ、女性視点での街づくりに取り組む考えを強調しました。
関連する事業費には13億円余りを計上し、組織改正で「WomanWill推進室」を新設します。女性コミュニティの形成や女性が働きやすい環境づくりを進める企業の支援に取り組みます。
■武内市長
「まずは女性の皆さんがしっかりと自分らしくこの街に住み、そして人生を営めるような街づくりをしていくことで、街全体の幸福度も上がるし、街全体の経済力や社会力につながっていく。」
このほか「すしの都(みやこ)課」を新設して、周辺の豊かな漁場でとれる魚をアピールするなど「観光大都市への進化」を重点テーマに挙げています。
新年度当初予算案の一般会計の総額は、過去最大だった2021年度を上回り、6435億円となりました。
新年度の当初予算案は20日から始まる予定の議会に提出され、1月に改選された新たな議員との議論を経て可決・成立を目指します。