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ガス爆発などが起きている大阪関西万博の会場への児童や生徒の訪問に懸念の声あがる 県議会文教厚生委員会【徳島】

2024年6月25日 18:52
ガス爆発などが起きている大阪関西万博の会場への児童や生徒の訪問に懸念の声あがる 県議会文教厚生委員会【徳島】
6月25日、徳島県議会6月定例会の文教厚生委員会では、ガス爆発などが起きている大阪関西万博の会場を県内の児童や生徒が訪問することについて、安全性をただす質問がありました。

大阪関西万博の会場となる夢洲では、これまでに少なくとも76回、安全生に支障をきたす濃度のメタンガスが発生したことが明らかになっています。

また2024年3月には、溶接中の火花が可燃ガスに引火して爆発し、床が壊れるなどしました。

この日に開かれた県議会文教厚生委員会では、議員から万博会場での事故を踏まえ県内の児童や生徒による訪問に、安全性の観点から懸念を示す意見が出されました。

(新しい県政を創る会 竹内義了議員)
「今のままの状況で、県内の小中学生の子どもたちを安心安全にあの会場に教育旅行に行かせるのはいかがなものか?」

これに対し県内の県教育委員会は、県内の小中学校や高校など78校が万博会場を訪れる計画があることを明らかにした上で、次のように述べました。

(徳島県教育委員会義務教育課 長谷彰彦課長)
「状況に応じ、博覧会協会に対して情報提供を求め安全確保を要請したい。子どもたちや保護者、教職員の不安解消に努めていきたい」

会場の安全対策について、運営を担う万博協会は6月24日の会見で「継続的な測定調査と換気を行えばリスクはない」と、しています。
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