石破氏は5回目の挑戦で自民党の総裁に選ばれた。
今回の総裁選、宮城県関係の議員は、誰に1票を投じたのかー。

宮城県関係議員の投票行動の一覧。

宮城1区選出の衆議院議員・土井亭さんは、2回とも高市氏に投票。
宮城2区・秋葉賢也さんと宮城3区・西村明宏さんも、決選投票では高市氏に投じた。

宮城6区選出の小野寺五典さんは、1回目は林氏、2回目は石破氏に投票した。

土井亭衆議院議員
「2回目も高市さん。9人という多くの候補者が出て国民の皆さん党員のみなさんに考え方、日本のあるべき姿しっかり訴えていただいたので、よかったと思います」

秋葉賢也衆議院議員
「最終的には、高市早苗さんに1票を託しましたけれど、新しい総裁に石破さんが選ばれた以上はやはりノーサイドの精神で一致団結して国民の期待にこたえていく」

西村明宏衆議院議員
「1回目は控えたいと思いますが、2回目は高市さんに投票しました。党員の皆さんの声、党員投票の総数の多かった高市さんに投票した」

伊藤信太郎衆議院員
「県連会長なので県連としてニュートラル、非公表。石破さんは経験もあるし言論力もある方なので」

小野寺五典衆議院議員
「（2回目は）石破さんに入れました。地味ではありますが、着実に前に進めていただける方と期待している。自民党に対する信頼回復ができていない。今回の政治資金を巡る問題やさまざまな指摘を受けている課題についてしっかり説明してく。党の回復につなげていきたい」

野党の反応。

立憲民主党県連の安住淳代表は「裏金問題の実態解明や旧統一教会と自民党との関係についての再調査を積極的に行ってもらい、国政を前進させるための強いリーダーシップを期待したい」とコメントしている。

また、宮城維新の会の小野寺健幹事長は、石破新総裁誕生に次のような期待感を寄せた。

宮城維新の会・小野寺健幹事長
「地方創生をやってきた人なので、期待したい」
その一方で、こんな指摘も。
「（石破氏は）9人の中では、改革というのが見えない、清新なイメージはあるが、改革は今回の議論のなかでは見えなかった。もう少し改革が見えていれば共に一緒にやっていける相手かもしれない。改革が見えなければ戦っていかなければいけない」