第214回臨時国会が10月1日、召集され、自民党の石破茂総裁が衆参両院で第102代首相に指名されました。石破新首相は、鳥取県初の首相となります。この後、官邸に入り、組閣本部で新内閣の閣僚を正式に決める予定で、１日夜にも石破内閣が発足します。

鳥取県初の首相誕生に沸く鳥取県では、さまざまなイベントが開かれていました。そのうち、石破総裁の地元・鳥取県八頭町では、町民が地域の交流施設に集まり、モニター越しに石破首相の誕生を見守りました。

衆議院の本会議は1日午後1時から予定されていましたが、臨時国会の日程を巡り、衆院議院運営委員会理事会での協議が紛糾したことから、30分遅れで始まりました。石破首相は、10月9日に衆議院を解散し、総選挙（15日公示、27日投開票）を行いたい考えですが、野党は予算委員会での議論などを求め、これに反発しています。