島根県松江市の上定昭仁市長は12月2日、任期満了に伴い来年春に行われる松江市長選挙に2期目を目指し、出馬することを正式に表明しました。

松江市　上定昭仁 市長
「自分でまいた種の成長を見届け、刈り取り、収穫まで責任を持って担いたいとの思いから、来年4月に実施される松江市長選挙に出馬し、2期目の市政を担わせていただきたく、その意志を表明させていただきます」

松江市の上定市長は、12月2日の松江市議会本会議の一般質問で議員の問いに答え、来年4月の松江市長選に出馬することを表明しました。

上定市長は松江市出身の51歳で、旧日本開発銀行（現日本政策投資銀行）の松江事務所長を経て、2021年の松江市長選挙で初当選。1期目は、新庁舎の一部新築・整備や島根原発2号機の再稼働の同意などに取り組んできました。

上定市長は2期目の政策として、JR松江駅前の再開発をはじめ、松江城周辺の景観を守るためこれまでの規定の見直し、朝の連続ドラマ放映による観光誘客の本格化などを挙げています

松江市長選挙は、来年4月13日に告示され、20日に投開票が行われます。今のところ、上定市長以外、目立った動きは見られません。