立花孝志氏“襲撃” 逮捕の男、写真撮影の列に並び犯行か
NHKから国民を守る党の立花孝志党首を殺害しようとしたとして、逮捕された男が、写真撮影の列に並び、自分の順番がきたとたんに、ナタを振り下ろしたとみられることが分かりました。
警視庁によりますと、宮西詩音容疑者は14日午後、東京・霞が関の財務省の近くでNHKから国民を守る党の立花孝志党首をナタで切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。
立花党首は、左耳や頭などを切られましたが、命に別条はありませんでした。
立花党首は当時、演説を行う前に支援者らと写真撮影を行っていましたが、宮西容疑者がその列に並び、自分の順番が来たとたんに、握手するとみせかけナタを振り下ろしたとみられることが分かりました。
また、宮西容疑者は、一度ナタを振り下ろし、あとずさった立花党首にもう一度ナタを振り下ろしていたということです。
宮西容疑者宅の近隣住人
「(宮西容疑者は)服装とかは特に目立った感じではない」
調べに対し、宮西容疑者は「他の議員を自殺に追い込むようなやつだからやった」と容疑を認めているということです。
立花党首は、16日投開票の千葉県知事選挙に出馬していますが、14日は選挙運動として財務省前で演説する予定でした。