保健所や発熱外来の業務のひっ迫を緩和するため、後藤厚生労働大臣は、新型コロナ感染者が療養後、職場復帰する際などに検査証明の提出を求めないよう経済団体に要請したと明らかにしました。

後藤厚労大臣は、新型コロナウイルスの感染者が療養開始時や療養後に職場や学校に復帰する際に、職場や学校などに提出するための検査証明を求める人が相次ぎ、保健所や発熱外来の業務をひっ迫していることを受けて、日本経済団体連合会などに対し、書類の提出を求めないよう要請したということです。

また、検査証明が必要な場合には、携帯などで保健所に健康状態を報告するツール「マイハーシス」の画面を表示することで療養開始の証明ができるとしています。