震度6強の地震から1か月 再建に向け復旧作業続く 石川・珠洲市
石川県珠洲市で震度6強を観測した地震から5日で1か月、暮らしの再建に向け復旧作業が続いています。
先月5日、能登半島沖を震源としたマグニチュード6.5の地震。最大震度6強が観測された珠洲市正院町では5日も復旧作業にあたるボランティアの姿が見られました。
県のまとめによりますとこの地震で住宅などへの被害は、全壊が31棟など合わせて939棟に上っています。現在、市内では支援金の交付などに必要な「り災証明」の発行に向けて建物の調査が行われていますが4日の時点で、およそ1500の申請件数に対して調査済みは、808件と54パーセントに留まっています。
また、先月5日以降、能登地方を震源とする震度1以上の地震は124回発生していて、生活再建を目指す住民たちにとって不安な日々が続いています。