JR秋葉原駅で“刃物所持の不審者”など想定の訓練 山手線切りつけ事件受け
先月、JR山手線の車内で女が包丁を振り回し、4人がケガをした事件が起きたことを受け16日、秋葉原駅構内で刃物を持った不審者が現れたという想定で訓練が行われました。
16日、JR秋葉原駅では、警視庁やJR東日本などが合同で、刃物を振り回す男がいるとの想定で、刺股などで対処する訓練を行いました。
訓練は先月3日、走行中のJR山手線の車内で乗客が包丁で切りつけられ、4人がケガをした事件が起きたことを受けて行われました。
また、この男がサリンが入ったペットボトルを持っているとの想定で、液体の検知や除染の手順なども確認しました。
警視庁万世橋署は「常に最悪の事態を想定し対応できる訓練を積んで、対策に取り組んでいく」などとしています。