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衛星「だいち4号」公開 夜間や悪天候下でも観測可能、災害状況の把握などに活用を期待

2024年3月11日 19:14
衛星「だいち4号」公開 夜間や悪天候下でも観測可能、災害状況の把握などに活用を期待

夜間や悪天候下でも観測が可能で、災害状況の把握などに活用が期待される観測衛星「だいち4号」の機体が初めて公開されました。

JAXAと三菱電機が共同開発した「だいち4号」は、日本の地形データなどを継続的に観測し、火山活動や地震などの影響により、地盤や地殻がどのくらい動いたか、数センチ単位で計測することができる地球観測用の人工衛星です。

「だいち4号」は2週間程度で日本全域を観測することができ、三菱電機などは観測データを比較することで、火山活動の異変や地盤沈下などの早期発見につなげたいとしています。

また、夜間や悪天候下でも観測が可能で、地震や台風などの災害発生時の被害状況の把握に役立てたい考えです。

「だいち4号」の打ち上げは来年度に予定されています。