日大アメフト部をめぐり、大きな動きがありました。15日に臨時の理事会が行われていましたが、アメフト部を「廃部」とすることが決定しました。ただ、新たな部を作り直す考えだということです。

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違法薬物事件に揺れる日本大学アメリカンフットボール部。「廃部」か、それとも「存続」か。12月4日の会見でも注目されましたが…

日本大学　林真理子理事長（4日）
「まだ継続審議中でございますので、私の考えはご容赦いただきたい」

大学内の「競技スポーツ運営委員会」が廃部の方針を示しましたが、理事会では賛否がわかれ、「継続審議」となっていました。

そして15日、新たな動きがありました。日大本部で臨時の理事会が開かれ、アメフト部の処分について改めて協議が行われ、「廃部」となることが決まったということです。

関係者によると、15日の理事会にはアメフト部の現役部員の代表として、主将と来季の主将が出席。部の「存続」を求め、再建案を示したということです。

しかし、その後、「廃部」の方針について理事たちによる決議が行われ、多数の賛成意見があり「廃部」が決定されたといいます。ただ、大学側としては、一度、廃部にしたのち、学生に不利益が生じないようサポートしつつ、来年度に向け体制を立て直して、部を新しく作り直したい考えだということです。

日大の学生からは…

「日大といえばアメフト部というのはあったので（廃部は）ちょっと残念かもしれないです。（新しく部を作り直すことは）いいんじゃないですか、最初からやるなら。何も悪いことしていない人なら、もう一回ちゃんと部活としてやってもいいかなと思います」

日大は今後、学長の決裁のもと年内に廃部とし、年明けに新体制を構築していく見通しです。