保育園側“虐待”を全面否定 市は保護者に向け説明会
東京・日野市が虐待行為があったと公表した認可保育園。保育園側が全面否定する中、22日、市が保護者むけ説明会を行いました。
日野市は、22日午後6時半から吹上多摩平保育園の園児や卒園児の保護者を対象に、虐待行為の公表後、初めての説明会を行いました。そして、市が認定した保育士1人による虐待行為について、市の監査を発端に調査を進め、公表に至った経緯などを詳しく説明したということです。
保護者「このまま悪い方向に進んでしまえば園が継続できないことになるし、そうすると子供を預ける場所がなくなるので」
保育園側は、市が指摘した虐待を全面的に否定しています。
一方、日野市が虐待を行ったと指摘している保育士は、今月20日付で退職したということで、説明会に参加した保護者によると、保育園は来年4月の園児の新規受け入れを停止したいと市側に申し入れたということです。