日本の南の熱帯低気圧は、23日に台風に発達し、近畿や東海に接近するおそれがあります。近畿や東海を中心に大雨に警戒・注意が必要です。

●熱帯低気圧が台風に発達

日本の南にある熱帯低気圧は、今後台風に発達して、23日夜には、四国の南東の海上に進むでしょう。24日未明にかけて、紀伊半島にかなり接近するおそれがあります。

その後、東海から関東の沿岸を北東に進むでしょう。25日未明までに、温帯低気圧に変わる見込みです。

●近畿・東海を中心に警報級の大雨のおそれ

すでに、四国から北海道にかけての広い範囲で雨となっていますが、今後、熱帯低気圧から変わる台風周辺の湿った空気が加わるため、積乱雲が発達しやすい気象条件となるでしょう。近畿や東海を中心に非常に激しい雨のところもありそうです。

警報級の大雨となるおそれもあり、土砂災害や河川の増水などに警戒・注意が必要です。

【24時間雨量・24日午前6時まで/25日午前6時まで・多いところ】北海道　:120ミリ/およそ50ミリ ※渡島・檜山、前線の影響
福島　　:60ミリ/50～100ミリ ※湿った空気や前線の影響
関東北部:60ミリ/50～100ミリ ※地方情報参照
埼玉　　:80ミリ/50～100ミリ
神奈川　:100ミリ/50～100ミリ
伊豆諸島:120ミリ/100～150ミリ
山梨　　:120ミリ/50～100ミリ
静岡　　:150ミリ/100～200ミリ
愛知　　:150ミリ/100～150ミリ
岐阜　　:100ミリ/50～100ミリ
三重　　:200ミリ/50～100ミリ
滋賀　　:100ミリ/－－－－－－
和歌山　:200ミリ/－－－－－－
奈良　　:180ミリ/－－－－－－