千鳥ヶ淵戦没者墓苑で「拝礼式」 301柱を納骨
第二次世界大戦中に海外で亡くなった日本人の遺骨を納める「拝礼式」が、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われ、301柱の遺骨が納められました。
27日に行われた「拝礼式」では政府が昨年度までにロシア、硫黄島、マリアナ諸島などで収集した遺骨のうち、DNA鑑定をしても身元が分からないなどの理由で遺族に引き渡せなかった301柱の遺骨が納められました。これで、千鳥ヶ淵戦没者墓苑に納められた遺骨は、37万700柱となりました。
式典では、秋篠宮ご夫妻が拝礼された後、林官房長官や戦没者の遺族などが献花しました。
「拝礼式」は去年まで新型コロナウイルス感染防止のため、規模を縮小するなどしていましたが、ことしは5年ぶりに通常規模で行われました。