王位戦七番勝負の第4局が延期 豊島九段がコロナ感染
将棋の藤井聡太五冠が持つ王位のタイトル奪取に挑戦していた豊島将之九段が新型コロナウイルスに感染し、王位戦七番勝負の第4局が延期になりました。
日本将棋連盟は王位戦七番勝負の挑戦者、豊島将之九段が新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを13日、明らかにしました。
豊島九段は12日に関西将棋会館で行われた対局に勝利し、自宅に戻ったところ、38度以上の発熱があったため、抗原検査を行ったところ、陽性反応が出て、翌日、病院でPCR検査を受け、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
この影響で、15日と16日に佐賀県嬉野市で予定されていた王位戦の第4局は延期となり、本来は第5局として予定されていた今月24日と25日の徳島市での対局を第4局とするということです。
また、16日に予定されていた対局の進行状況などを棋士が解説する大盤解説会は、藤井五冠ら棋士のトークショーに内容を変えてイベントを行うとしています。