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「安全係数」見直し…食品ロス減へ 政府が方針

2024年12月24日 21:57
「安全係数」見直し…食品ロス減へ 政府が方針

政府は、食品ロスを減らすため賞味期限を伸ばせるよう賞味期限を設定する数値である「安全係数」を見直す方針を示しました。

政府は2030年度までに食品ロスを2000年度のおよそ半分となる435万トンに減らすことを目標にしています。

今回の方針案には、食品メーカーが調べた商品を安全に食べられる期限からどの程度余裕をもって賞味期限を設定するかの基準として使われる「安全係数」の引き上げが盛り込まれました。

現在の数値は2005年に策定されたものでその後、食品の保存技術が向上したことなどから賞味期限の延長につなげ、食品ロス削減を進める考えです。

また1日でも早い賞味期限の商品を後から納入しようとすると拒否される商習慣も残るため、年月日表示ではなく年月表示に見直す内容も盛り込まれています。

政府は来年3月末をメドに方針を閣議決定する見込みです。

最終更新日:2024年12月24日 21:57
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