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6日は南岸低気圧で関東南部でも雪や雨に

2022年1月5日 17:03
6日は南岸低気圧で関東南部でも雪や雨に

5日夜までに九州の西の海上で発生する低気圧が、6日にかけて、前線を伴って本州の南を通過する見込みです。これは“南岸低気圧”と呼ばれる、冬に太平洋側の地域で雪を降らせる典型的な低気圧です。

この低気圧が通過する際に、上空に強い寒気があれば、みぞれや雪となり、弱ければ雨となります。今回は、寒気は十分強いのですが、低気圧があまり発達せず、降水量そのものが多くないため、関東で雪が強まる可能性は低いでしょう。

とはいえ、関東南部では6日昼前から夜にかけて雪や雨の降るところがあり、積雪となるところもありそうです。気象庁によると、6日夕方までに、箱根など関東南部の山地で3センチ、房総半島や三浦半島など関東南部の平地で1センチの降雪が予想されていて、東京23区でも公園の芝生などにうっすらと雪が積もる可能性があります。

電車など交通機関に影響が出ることは、ほとんどないとみられますが、雪や路面凍結によるスリップ事故や転倒などに留意してください。

また、雪が降るほどですので、6日は日中でもかなりの寒さとなりそうです。6日に予想される最高気温は5℃前後となっており、日中の多くの時間帯はそれよりも低い気温で推移するとみられます。雪が降る、降らないにかかわらず、6日は十分な防寒対策が必要です。

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