東京都は新型コロナウイルスのオミクロン株の感染急拡大を受け、今月１１日から飲食店の人数制限を１グループ８人以内から４人以内とします。

小池知事「感染急拡大の要因はオミクロンであると言っていい。社会活動の基盤すら揺らぎかねない事態も危惧される」

東京都では、新型コロナのオミクロン株の感染者の７日間平均の推計が７日、１５０．２人となり基準の１００人を超えました。

これを受け、都は、緊急対応をとりまとめ、今月１１日から飲食店の人数制限を１グループ８人以内から４人以内とします。認証店で、１グループ５人以上の場合は、ワクチンの接種証明などの活用を強く推奨します。

医療体制については、病床確保レベルをレベル１から３に一気に引き上げ、６８９１床を確保します。また、オミクロン株感染者は全員入院としていましたが、国の基準見直しにともない、病床ひっ迫を防ぐため、７日から、軽症と無症状の人は、原則、入院ではなく、宿泊療養とするということです。

また、上野動物園や葛西臨海水族園などの都立施設を今月１１日から原則休館にします。上野動物園では、今月１２日から双子パンダが公開予定で、観覧の抽選結果が発表済みの初日から３日間、当選した人を対象にパンダの母と子３頭のみを公開することになりました。